2026-11-01 UP!

10月31日(土)に、時習サロン
「ワインを飲みながら聞く
ワイン醸造用まゆ型コンクリートタンク開発物語」
が開催されました。時11回〜時35回に亘る37名の同窓生が参加。
講演の詳細は支部会報『時習の灯』での幹事レポートに譲り、
ここでは当日の模様をかいつまんでご報告します。

通称「ヒデヨシさん」。高校同期とバンド活動も愉しむ、公私ともエネルギッシュな人物です

■ 講師について:松林 秀佳氏(時35回)

鹿児島大学工学部卒。実家であるコンクリート製品会社で数々の新商品開発に携わる。
ワイン好きが高じて、ワイン醸造用のコンクリートタンクを開発。
現在、ゴトウコンクリート(株)など5社の代表取締役。
(一社)日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート。

■(参考)ゴトウコンクリート(株)のサイト

講演中の会場

■ 会場:2月の時習サロン「二胡演奏会」と同じ銀座PPサロン。地下鉄銀座駅から徒歩2分。

当日の銀座は秋晴れでした

■ 講演主旨:ワイン醸造・貯蔵用タンクの歴史、特性、その開発に至る経緯など。
「なぜコンクリート? なぜ『まゆ型』? コンクリートタンクで
醸造されたタンクのワインがなぜ美味しいのか?」をワインを供しながら語る。

*従来の木・ステンレス製のタンクに比べて、コンクリートタンクが優れている点:
①温度変化に強い(ワインは温度の影響を受けやすい)
②透気性がある(緩やかに酸化し、まろやかな味わいを生む)
③無臭(ブドウ本来の味を引き出す)
④メイド・イン・ジャパン(高品質)
⑤まゆ型にすれば自然対流が発生する
⑥タンクの材料に地元の素材を利用する

*家業を継続しつつ、オンリーワンな新事業としてワインタンクへ挑戦
国内のワイナリーを行脚し、山梨の「丸藤葡萄酒」と出会い道が開ける

山梨や長野のもと桑畑が果樹園となってワインを生み出している→「まゆ」型の連想のもと

*コンクリートタンクで作られたワインを参加者全員で試飲

*全国のさまざまな醸造業者の多様な状況とニーズに応じたタンクの応用例紹介

*原点はとにかく「自考自成」である

*講師への質問:
① コンクリの場合、菌はどうする?
② 酸味が「まろやか」になる(化学的)メカニズムは?

なお、開発当初の苦心などは、新居直明氏のノンフィクション
『日本の土からワインを造る』(10400字の短編)に描かれています。

■ 付記:コンクリートワインバー『GOTO』について
講師の松林さんが恵比寿に出店されたワインバー『GOTO』をご紹介します。
恵比寿駅徒歩3分
【取扱】コンクリートタンクで作られた日本のワイン・日本酒 (全16席)
【住所・電話】恵比寿西2−1−8 高岡ビル1F・03-5422-3556
【営業時間】17:00-23:00 L.o.22:00/日曜休(連休時要ご確認)
【お支払い】 キャッシュレスのみ

お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りを。

次回時習サロンもどうぞお楽しみに!



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